MENU
患者さまへ
外来全般のご案内
初診の方
症状別INDEX
再診の方
救急受診
入院のご案内
人間ドック健康診断
勤労者予防医療部
各種教室案内
休診のお知らせ
医療関係者さまへ
地域の医療機関の先生へ
医師募集
看護師募集
職員募集
研修希望者
かもめ保育室のご案内
病院長挨拶
漢方コーナー

調達関係情報
医師・看護師・職員募集
病院の紹介診療科専門センター各部門情報誌はまっかぜ

HOME > 病院の紹介 > 病院理念

病院理念

  1. 働く人々、地域の人々に安心と信頼を得られる病院作りを目指します。
  2. 人間の尊厳と権利を尊重し、訪れる患者さんにとって、最良かつ安全な医療を提供します。
  3. 愛・信・恕 を基に、高い倫理観をもち、医療の質の向上に研鑽します。
愛信恕

 愛(あい)・信(しん)・恕(じょ)

 当病院は、今年(1999年)、創立20周年を迎えました。いくつかの記念行事が準備委員会で計画され行われましたが、それに先立ち、病院の理念が明文化され発表されました。これらの理念は、開院以来、坂巻名誉院長はじめ諸先輩達が、日頃より話し合われていたことでもあり、目新しいものではありませんが、その中に少し耳慣れない上記の言葉があります。私が日頃、座右の銘、自戒の言葉としているものであり、入れて頂きました。この言葉は、昭和58年、山村雄一先生が大阪大学卒業式で総長祝辞として卒業生がこれから社会に出て出会う様々な人々との良き人間関係を築くための教えとして贈られたものです。
 毎日、沢山の、多くは何らかのハンデを持つ人々と接する医療人である私たちにとって、それらの人々といかに良い人間関係を築きそれを維持してゆくか、とても大切な教えと思っております。

 はじめは「愛」です。仏教もキリスト、イスラム教も、すべての宗教はその基本として愛を説いております。それは人間としてもっとも大切なものであり、かつもっとも難しいものだからかもしれません。愛の形にもいろいろありますが、とりあえず私たちに求められるものは「人間愛」でしょう。まず患者さんを「愛すること」です。ところで、真の愛を突きつめてゆくと、その背景には、静かで山のような「信」がなくてはならないことに気づきます。嬰児に乳を含ませる母と子の愛と信頼の姿を思い浮かべてください。「愛するためには信じる」ことです。だが信じるということも、言うはやさしいが行うことは難しい。わがまま身勝手で、嘘をいい、言い逃ればかり、そんな人はどこにでもいるようです。信じることは容易ではありません。このような人間関係の中で人を信じるためには恕(ゆる)す心がなくてはなりません。「恕(じょ)」とは相手の立場にたってゆるす、思いやりの心です。しかし、恕すことも難しい。人によってはもっとも難しいことかもしれません。このもっとも難しいことを可能にするものは、最初に戻って、「愛」です。愛がはじめにあれば、人は恕すことができるのです。「恕すためには愛する」ことです。

 どのような時代でも、医療は人と人との出会いから始まります。「愛」「信」「恕」をもとに患者さんとの素晴らしい、豊かな人間関係を祈ります。

 (名誉院長 佐藤重明, 鹿島労災病院病院誌第19巻, 1999より)

前のページへ戻るこのページのトップへ